106万円の壁
2016年09月30日
2016年10月から、パートタイマーのうち一定の要件を満たす方を対象に、社会保険への適用が拡大されます。勤務時間が週20時間以上、1カ月の賃金が8.8万円(年収106万円)以上などの5項目をすべて満たすと、パートタイマーでも社会保険(健康保険・厚生年金)に加入することになるのですが、これまで主に夫の扶養内で働いている主婦層に大きな影響が予想されます。社会保険に加入しない方法は、もっと短時間で働くしかありませんし、せっかく社会保険に加入するのであれば、フルタイムへの転向を希望するか。迷うところでもあります。今後の保険料に対して、将来どれほどの年金が受け取れるのか。この補償の問題をはっきり説明してもらいたいものです。
【2016年10月施行の社会保険適用対象】
1.勤務時間が週20時間以上
2.1カ月の賃金が8.8万円(年収106万円)以上
3.勤務期間が1年以上見込み
4.勤務先が従業員501人以上の企業
5.学生は対象外